「家が高くなった…」その背景を、家づくりをする立場からお伝えします
こんにちは。
奈良で高気密・高断熱の家づくりをしている「タテルナラ」の石澤です。
最近、お客様との打合せの中で本当に増えた言葉があります。
「数年前より、家ってかなり高くなりましたよね…」
実際、その通りです。
以前なら建てられていた予算では、同じ内容の家が難しくなってきています。
家づくりを考えている方にとっては、とても不安な話だと思います。
今日は、なぜここまで建築費が高騰しているのか。
そして、これからの時代に“後悔しない家づくり”をするために大切なことを、現場目線でお話したいと思います。
建築費は、ここ数年で大きく変わりました
ここ数年、住宅価格は全国的に上がり続けています。
特に大きいのが、
こういった複数の要因です。
以前は当たり前だった価格が、今では通用しなくなってきています。
例えばキッチンやユニットバス。
ほんの数年前と比べても、驚くほど価格が変わっています。
さらに、高性能住宅に欠かせない断熱材やサッシも、かなり上がっています。
ですが、ここで誤解してほしくないのは、
「高性能住宅だから高い」のではなく、
“住宅全体そのもの”が高くなっているということです。
安い家を選べば安心、とは言えない時代
建築費が上がると、当然「少しでも安く建てたい」と考えます。
これは当たり前のことです。
ただ最近、私は少し心配していることがあります。
それは、“価格だけ”で家を選んでしまうケースです。
もちろん予算は大切です。
ですが、家は建てた後の暮らしが何十年も続きます。
例えば、
こういったストレスは、毎日の積み重ねになります。
そして性能の低い家は、住み始めてからお金がかかることも多いです。
電気代。
修繕費。
健康面への負担。
家は「建てる費用」だけでなく、
“住み続ける費用”も考える必要があります。
だからこそ、「長く価値のある家」が大切になる
私はこれからの時代、
本当に必要なのは“安い家”ではなく、
「長く快適に暮らせる家」
だと思っています。
例えば高気密・高断熱の家は、最初のコストだけを見ると高く感じるかもしれません。
ですが、
という大きな価値があります。
特に奈良は、夏は蒸し暑く、冬は底冷えします。
この地域だからこそ、住宅性能の差が暮らしやすさに直結します。
実際にお住まいのお客様から、
そんな声をいただくことがあります。
これは、数字だけでは測れない価値だと思っています。
“削る”より、“整える”家づくりへ
最近は予算調整の相談も増えています。
そんな時、私たちが大切にしているのは、
「性能を落として調整する」
ではなく、
「暮らし方を整理して整える」
という考え方です。
例えば、
こういった工夫で、家はかなり変わります。
実は、“大きい家”が豊かとは限りません。
むしろ、ちょうど良い大きさで、
快適に、心地よく暮らせる家の方が、毎日は豊かだったりします。
これから家づくりをされる方へ
建築費の高騰は、正直まだ簡単には落ち着かないと思います。
だからこそ今後は、
「何を優先するか」
が、とても大切になります。
見た目だけなのか。
価格だけなのか。
それとも、暮らしやすさなのか。
家は、完成した瞬間がゴールではありません。
その先の10年、20年、30年を過ごす場所です。
私たちは奈良で、
高気密・高断熱・自然素材にこだわりながら、
「帰るとホッとする家」
を丁寧につくっていきたいと思っています。
建築費が上がっている今だからこそ、
“本当に価値のある家”について、改めて考える時代なのかもしれません。
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