石澤 眞知子 石澤 眞知子

意外と説明されない住宅性能のポイント

公開日:2026/08/08(土) 更新日:2026/08/06(木) 家づくりのこと

「意外と説明されない住宅性能のポイント」

家の中で元気に走り回る子ども

① 「断熱等級7」と書いてあっても
快適とは限らない

お客様は「断熱等級7なら安心」と思われます。

しかし実際は、

気密性能(C値)
窓の性能
日射遮蔽
換気計画
断熱材の施工精度

これらが揃って初めて快適な家になります。

断熱性能だけでは家の性能は決まりません。

 

② C値は測定しなければ分からない

「高気密住宅です。」

この言葉だけでは性能は分かりません。

気密性能は測定して初めて数値になります。

つまり

「予定のC値」と「実際のC値」は違います。

全棟測定している会社なのか。

それが重要です。

 

③ 同じ断熱材でも性能は変わる

営業では

「高性能グラスウールです。」

「吹付断熱です。」

という説明があります。

でも、

施工が悪ければ性能は落ちます。

断熱材は

材料より施工品質

が重要なのです。

 

④ 窓は家の一番弱い部分

壁ばかり説明されますが、

実は熱の出入りの多くはからです。

ガラス
樹脂サッシ
フレーム性能
日射取得
日射遮蔽

ここで住み心地は大きく変わります。

 

⑤ 換気は「付いている」ではなく
「機能する」が大事

24時間換気が付いていても、

ダクトが汚れる
フィルター管理
給排気のバランス

これらが悪いと性能は発揮されません。

 

⑥ 耐震等級だけでは安心とは言えない

耐震等級3でも

重い屋根
偏った間取り
耐力壁の配置

によって揺れ方は違います。

さらに

制震装置があるかでも違ってきます。

 

⑦ 光熱費はUa値だけでは決まらない

よく

「Ua値0.26です。」

と言われますが、

実際には

C値
日射取得
日射遮蔽
エアコン計画

全部が関係します。

 

⑧ 一番大切なのは「現場」

どんなに良い設計でも

現場が悪ければ性能は出ません。

私は

性能は図面ではなく現場で造られる。

と思っています。

木の温もりが感じられる階段と子ども

家づくりは、カタログの性能だけでは判断できません。

数字も大切です。

しかし、その数字を実際の家で実現するためには、
設計、施工、現場管理、そのすべてが揃って初めて
「本当に性能の良い家」が完成します。

私たちタテルナラは、
断熱等級7や気密性能C値0.5以下という
数値を目標にするだけではありません。

一棟一棟の現場で、その性能を確実に
実現することを大切にしています。

住宅性能とは、
カタログに書かれた数字ではなく、
住み始めてから毎日実感できる
快適さと安心である。

私は、それこそが本当に価値のある住宅性能だと
考えています。

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