石澤 眞知子 石澤 眞知子

「小さい家」で豊かに暮らす。奈良で叶える理想の間取りと性能住宅

公開日:2025/07/14(月) 更新日:2025/06/28(土) 家づくりのこと

小さく建てて、豊かに暮らす。健康的な“コンパクト住宅”の魅力

マイホームを建てるとき、「広さ」を重視する方は少なくありません。しかし、近年の家づくりでは“広さ=豊かさ”とは限らないという考え方が注目されています。
特に子育て世代やシニア世代の間では、「無理なく建てて、心地よく暮らす」ことが重視されており、その答えのひとつが“コンパクト住宅”です。

コンパクト住宅とは?

コンパクト住宅とは、必要な機能を無駄なく詰め込んだ延床面積30〜35坪前後の住まいのことを指します。
ただ単に「小さい家」ではなく、空間を賢く使いながら、快適さと利便性を最大化する住宅のこと。高気密・高断熱の性能を確保することで、小さな面積でも快適性や健康性を確保できる住まいです。

私たちが家づくりをサポートしている奈良県内でも、土地の広さやコストのバランスを考えた際に、こうしたコンパクト住宅を選ばれるご家族が増えています。


なぜ今、コンパクト住宅なのか?

住宅の在り方が変化している今、コンパクト住宅は多くのメリットを兼ね備えています。以下にその主な理由をご紹介します。

1. コストを抑えて、高性能な住まいに

住宅価格の高騰や資材価格の上昇により、「小さくても質の高い家を建てる」ことが求められています。
延床面積が抑えられる分、建築費・土地代・税金・光熱費などのランニングコストを削減でき、その分を断熱性や設備、インテリアに投資することで、住まいの質を高めることが可能です。

たとえば当社では、コンパクト住宅でも断熱等級6〜7を標準に、第一種換気システムの導入や高性能窓を採用することで、一年を通して室温差が少なく、体にやさしい室内環境を実現しています。

2. 家事動線が短く、暮らしが楽に

大きな家は見た目のゆとりがある一方で、日々の移動距離が長く、掃除や片付けに手間がかかります。
一方コンパクト住宅では、回遊動線や間仕切りを工夫することで、家事や育児のしやすさが向上します。特にワンフロアで生活が完結するようなプランは、将来的なバリアフリーにもつながります。

コンパクトな空間は、**「片付けやすい=散らかりにくい」**というメリットも。収納計画をしっかり立てることで、空間を有効に使うことができます。

3. 家族の気配を感じられる距離感

「ちょうどいい距離感」が保てるのもコンパクト住宅の魅力のひとつです。
例えばリビングの隣にスタディスペースを設けたり、キッチンから全体が見渡せる間取りにすることで、家族それぞれの時間を大切にしながら、常につながりを感じられる暮らしが実現します。

特に子育て世代にとっては、目が届く安心感と、コミュニケーションが自然に生まれる空間構成が日々の暮らしを支えます。

4. 健康にも家計にもやさしい

高気密・高断熱の家であることが前提ですが、空間がコンパクトであることで冷暖房効率も良く、少ないエネルギーで快適な温熱環境を維持できます。

これは光熱費の削減だけでなく、ヒートショックやアレルギー対策にも有効です。温度差のない住環境は、冬の寒さや夏の湿気による体への負担を軽減し、長く健康に暮らせる家づくりにつながります。


奈良県の気候とコンパクト住宅の相性

奈良県は四季の寒暖差が大きく、冬は底冷えし、夏は蒸し暑くなる地域です。そのため、住宅には断熱性・気密性・遮熱性の三拍子が欠かせません。

コンパクト住宅は、熱が逃げにくく、冷暖房効率も高い構造にしやすいため、奈良の気候と非常に相性が良いと言えます。
とくに断熱等級6以上の高性能住宅であれば、エアコン1台で家中が快適に保てるケースもあり、エネルギー消費を抑えながら快適性と健康を同時に実現できます。


小さくても、暮らしの質は大きく

家づくりで最も大切なのは、「広さ」ではなく「どう暮らしたいか」という視点です。
コンパクト住宅は、その視点に寄り添いながら、予算にもやさしく、機能的で、そして何より家族が健やかに暮らせる家です。

私たちはこれまで、子育て世代からシニア世代まで、さまざまなご家族のコンパクト住宅を手がけてきました。どのご家族も「必要なものを選び、余白のある暮らしを楽しむ」という豊かさを実感されています。


高気密・高断熱住宅の性能を活かした“賢い小さな家”で、心も身体も豊かに暮らしてみませんか?
土地や予算、ライフスタイルに合わせた最適なプランニングをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

 


 


建てる前から性能値を約束。
「高性能」と「デザイン」の両輪を成す家づくり

気候変動が進む現代社会において、住宅の性能はますます重要になっています

冬の寒さも気になりますが、夏の暑さは地球沸騰時代の今日

家で亡くなる人も増えてきています

夏は熱中症、冬はヒートショックなど、性能の低い家は危険です

住まいは常に安全かつ快適・省エネでなければなりません

高性能な住宅は、熱中症やヒートショックなどのリスクを軽減し、家族の健康と安全を守ります


建てる前から性能値を約束します

私たちは、建築前から性能値を厳格に管理し

お客様に安心の住まいを提供します

断熱等級6(HEAT20のG2基準)の数値を約束

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全棟気密測定実施により、気密C値0.5以下、断熱UA値0.46以下の高性能をお約束します

これは断熱等級6(HEAT20のG2基準)にあたります。

基礎断熱ではなく、床暖熱を基本とし、気密シート、気密テープ、バリアBOX等、

その他色々なツールと丁寧な施工で、目標とする気密の数値を確保しています

TATERUNARAの高性能住宅 工事の一例

気密測定は、建物の気密性を評価するプロセスです。建物内外の気圧差を利用し、空気漏れる量を測定し数値化します。正確な気密性はエネルギー効率を向上させ、断熱効果を最適化します。また、結露やカビの発生を防ぎ、快適な居住環境を提供し耐久性と快適性を保ち、エネルギー費用を削減します。

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外部に抜けるダクト配管まわりはドームパッキンでしっかり気密をとり、さらに壁の気密シートに気密テープで止める

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コンセントはバリアBOXの中に入れ、BOXと気密シートをしっかりとめる。これで、コンセント自体は部屋内側になる


確かな技術力と専門知識のある社員

高性能な住宅を実現するためには、確かな技術力と専門知識が欠かせません

当社の社員は、経験豊富で専門的な訓練を受けたプロフェッショナルばかり

同じ断熱材を使用していても、施工制度によって効果が大きく変わります

職人達の、確かな技術力でお客様に最高の性能を提供します

高性能住宅はエネルギーの削減により、大きく光熱費を減らす事ができます。


耐震もお任せください

安全な住まいを実現するためには、耐震性も重要です

当社では、等級3、もしくは3相当の耐震性を確保し、お客様の安心・安全を守ります