人生100年時代といわれる今、50代・60代のご夫婦から「終の住処(ついのすみか)」に関するご相談が年々増えてきました。
現役を引退したあとも、安心して、心地よく、長く暮らせる家を建てたい——。
そんな想いに、私たち工務店ができることは何か。今回は、夫婦のこれからに寄り添う“理想の住まいづくり”についてお話します。
「定年後」ではなく「定年前」から考える理由
「子どもも独立し、夫婦ふたりの暮らしを見直したい」
「家のメンテナンスや段差が気になってきた」
「冬の寒さがこたえるようになってきた」
そういった声に共通しているのは、“今の家がこの先も本当に安心して暮らせる場所かどうか”という不安です。
だからこそ、「定年してから」ではなく、「定年前から」住まいを考えることが大切です。
体力や判断力に余裕があるうちに、将来を見据えて行動することで、家づくりも前向きに、楽しみながら進めることができます。
終の住処に求められる条件とは?
終の住処に必要なのは、決して豪華な設備や大きな家ではありません。
大切なのは、「無理せず、快適に、安心して暮らせること」。
具体的には、次のようなポイントが挙げられます。
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冬あたたかく、夏すずしい高気密・高断熱の住まい
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段差のない床、手すりの設置などのバリアフリー設計
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1階で暮らしが完結する間取り
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家事の負担を減らす動線や収納計画
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ご近所や地域とのつながりを大切にできる立地
これらをしっかり満たしていれば、コンパクトでもとても豊かな暮らしが実現できます。
奈良という土地と、心地よく生きる住まい
私たちは奈良県を拠点に、気候や風土に寄り添った家づくりをしています。
奈良の冬は底冷えが強く、夏は湿気の多い暑さ。だからこそ、高気密・高断熱の性能が活きる土地です。
温熱環境を整えることで、ヒートショックのリスクを減らし、光熱費も抑えることができます。
冷暖房に頼りすぎず、年中快適な空間が保たれる家は、まさに「これからの暮らし」にぴったりです。
夫婦ふたりの「これから」を丁寧にデザインする
注文住宅だからこそ、人生の背景や想いを反映した住まいづくりができます。
「朝日が差し込むキッチンで一緒に朝ごはんを作りたい」
「ウッドデッキで季節の風を感じながらお茶を飲みたい」
「趣味を楽しめる小さなアトリエを持ちたい」
そんな夢を、ひとつひとつ丁寧にカタチにしていけるのが、工務店とつくる家の魅力です。
まとめ:終の住処とは、“人生を楽しむ家”であること
定年前に家を建てるというのは、将来の不安を取り除く「保険」ではありません。
むしろ、それは**これからの人生を楽しむための“スタートライン”**だと思います。
私たちは、家を建てたあとこそが本当のお付き合いの始まりだと考えています。
地元・奈良で、気候や暮らしに合った“ちょうどいい家”を、夫婦で、じっくり描いてみませんか?
「終の住処」づくりは、未来の自分たちへのプレゼント。
まずはお気軽にご相談ください。モデルハウスや見学会も随時開催しています。