石澤 眞知子 石澤 眞知子

「定年後の健康を守る家」──自然と共に暮らす“パッシブデザイン”という選択

公開日:2025/07/07(月) 更新日:2025/06/28(土) 家づくりのこと

定年後の心と体を整える“パッシブデザイン”の力

定年後の暮らしには「家の力」がとても大切です。
体力や気力がゆっくりと変化していく中で、毎日を心地よく過ごすには、季節や天気に左右されすぎない“住まい”が必要です。

そこで注目したいのが「パッシブデザイン」。太陽の光や自然の風を上手に取り入れる設計手法で、高気密・高断熱の家と組み合わせることで、光熱費を抑えながら、心と体のバランスを整えてくれます。


なぜ定年後に“パッシブデザイン”が必要なのか?

年齢を重ねると、暑さや寒さに対する感覚が鈍くなるといわれます。
夏は熱中症、冬はヒートショック——いずれも命に関わるリスクです。

しかし、パッシブデザインを取り入れた高性能住宅であれば、家の中の温度差が少なく、自然な空気の流れがあるため、こうした健康リスクを大幅に軽減できます。

さらに、太陽の光を活かした設計は、気分の安定や前向きな気持ちの維持にも効果的。明るい空間は人の心を和らげてくれるのです。


実際にこんな暮らしが始まっています

当社で建てた奈良市内のお客様(60代ご夫婦)の事例をご紹介します。
南面に大きく開いた窓、深い軒、吹き抜けのあるリビング。冬は日差しが部屋の奥まで届き、暖房いらずの日も多いそうです。夏は軒が直射日光を遮り、風が抜けるように設計された窓配置で、エアコンの使用も最小限に。

「体の負担が減っただけでなく、家にいる時間が楽しみになった」とのご感想をいただいています。

また、パッシブデザインに加えて断熱性能等級6〜7、気密性能(C値0.5以下)を標準とすることで、住まい全体の快適性もさらに向上しています。


これからの住まい選びに求められるもの

私たちが目指すのは、「住まいが、暮らしを整える」こと
単に家を建てるのではなく、その後の人生がより良くなるような住まい方を提案することです。

とくに定年後の家づくりでは、「住み慣れた土地で、自然を味方にした心地よい家に住む」ことが、これからの健康づくりにもつながります。

太陽と風を活かし、断熱・気密・通風のバランスを整えた住まいこそが、シンプルで豊かな第二の人生を支える基盤になるのです。


最後に

定年後の暮らしを、より健やかに、より前向きに。
「どんな家に住むか」が、人生を大きく左右します。

奈良の気候風土を活かした高性能な家づくり、そして自然の力を設計に活かすパッシブデザインで、安心・快適な未来の暮らしを一緒に描いてみませんか?


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