石澤 眞知子 石澤 眞知子

賢いリノベーション

公開日:2026/03/17(火) 更新日:2026/03/16(月) 家づくりのこと

新築の高性能住宅を手掛けているタテルナラの石澤です。

ここ数年で、新築住宅の価格は驚くほど上がってきました。
木材、設備機器、断熱材、そして人件費。あらゆるものが少しずつ上がり、気がつけば住宅の単価は数年前とはまったく違う水準になっています。

「家は欲しいけれど、こんなに高くなるとは思わなかった」
最近、お客様からよく聞く言葉です。

しかし、価格が上がっているからこそ、私たちは家の本当の価値を考える必要があると思います。

たとえば、高気密・高断熱の家
初期費用だけを見ると高く感じるかもしれません。ですが、冷暖房費は大きく下がり、家の中の温度差が少なくなり、健康にも優しい。さらに、家の寿命も長くなります。

つまり、「建てる時の価格」だけでなく、
30年・40年と住み続けるコストと快適性まで含めて考えると、家の価値はまったく違って見えてくるのです。

私たちタテルナラでは、
・高気密(C値0.5以下)
・高断熱(断熱等級6以上)
・自然素材の空気環境

こうした性能を標準として、一棟一棟丁寧に家づくりをしています。

住宅の価格が上がっている今だからこそ、
「安い家」ではなく、長く価値のある家を選ぶ時代になってきたのではないでしょうか。

 

最近は、

「中古住宅を購入してリノベーションする」

という選択肢を検討する方が増えてきました。

これはとても賢い考え方だと思います。
ただし、中古住宅をリノベーションする場合には、必ず考えておかなければならない重要なポイントがあります。

それが

①断熱性能
②耐震性能

この2つです。

今日は、高性能住宅をつくっている立場から、中古住宅を賢くリノベーションする方法についてお話ししたいと思います。


古い家で最も多い問題は「寒さ」

まず、多くの古い住宅で感じるのが

「とにかく寒い」

ということです。

1980年代〜1990年代に建てられた住宅の多くは、今の基準から見ると断熱性能がかなり低い状態です。

例えば

  • 壁に断熱材が入っていない

  • 天井断熱が100mm程度

  • 床断熱がほとんど無い

  • シングルガラスのアルミサッシ

というケースも珍しくありません。

こうした家は冬になると

・リビングは暖房で暖かい
・廊下やトイレは極端に寒い

という温度差の大きい家になります。

この温度差は、実は健康にも大きな影響を与えます。
ヒートショックの原因にもなるため、断熱性能は単なる「快適性」だけでなく、健康にも関わる重要な性能なのです。


もう一つの重要な問題「耐震性能」

もう一つ、中古住宅で必ず確認しておきたいのが耐震性能です。

特に

1981年以前(旧耐震)

に建てられた住宅は、現在の耐震基準とは大きく違います。

また、1981年以降でも

  • 壁量が不足している

  • 筋交いが少ない

  • 金物が入っていない

  • 基礎が無筋コンクリート

といったケースも多くあります。

つまり、見た目はしっかりしていても、地震に対する強さは十分ではない可能性があるのです。

中古住宅を購入する際には

  • 耐震診断

  • 構造確認

を必ず行うことが大切です。


リノベーションで一番重要なのは「性能向上」

リノベーションというと、

  • キッチン交換

  • お風呂交換

  • 内装リフォーム

など、見た目をきれいにする工事を想像される方が多いと思います。

しかし、本当に大切なのは

見えない部分の性能を上げること

です。

特に重要なのは

  • 断熱

  • 気密

  • 耐震

この3つです。

ここをしっかり改善することで、まるで新築のように快適な家に生まれ変わります。


新築のノウハウをリノベーションに活かす

私たちタテルナラでは、新築の高性能住宅をつくる際に

  • 高断熱設計

  • 高気密施工

  • 計画換気

  • 耐震設計

を一棟一棟丁寧に行っています。

実は、この新築のノウハウこそが、リノベーションで非常に役立つのです。

例えば断熱リノベーションでは、

天井断熱の強化

天井にしっかりと断熱材を追加することで、
冬の暖房効率は大きく変わります。

壁の断熱補強

可能であれば壁の中に断熱材を入れ直すと言う方法もありますが、部屋内を触るのは家具の移動など大変です。
タテルナラでは、部屋内を触らないで強力な断熱ができ、なお工期が短いという素晴らしい工法に出会いました。
住みながら断熱改修が出来、住み手に負担をかけない素晴らしい工法です。これだけでも体感温度はかなり大きく変わります。
施工につきましては、徐々にお知らせいたします。

 


家づくりは「新築」か「リノベ」かではない

これからの家づくりは

新築か中古か

という単純な話ではなく、

どれだけ快適で安心して住める家にするか

が重要だと思います。

新築でも性能が低い家はあります。
逆に、中古住宅でもしっかり性能を上げれば、非常に快適な家になります。

私たちタテルナラでは、新築で培ってきた

高気密・高断熱のノウハウ

を活かしながら、これからの住まい方を提案していきたいと思っています。

住宅価格が上がっている今だからこそ、
賢い住まい選びがとても大切になっています。

もしこれから家づくりを考えている方は、

「新築」だけでなく
中古住宅+性能リノベーション

という選択肢も、ぜひ一度検討してみてください。

家づくりの可能性は、まだまだ広がっています。

 
 

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